チャレンジブログの のり です。
このブログは、信州の田舎に暮らしているアラフィフのおじさんが、長野県東御市で新規就農を目指して色々とチャレンジをしている様子を書いているブログです。
大粒で甘い極上のブルーベリーの生産販売を目指します。
趣味は、キャンプやDIY、渓流釣り、4WDなどですので、日々の出来事も書いていきたいと思っています。
雨が降りそうで降らない、ちょっと涼しい信州東御です。
大きなブルーベリーに育っても、食べた時に甘味が薄く、酸っぱいだけなのは残念ですよね。
ブルーベリーの摘み取りは、実はかなり技術が必要なんです。
お家でブルーベリーを栽培している方は、中々ブルーベリーが大きくならない!色が着いても甘くなくて酸っぱい!と言う経験があると思います。
剪定をしてないで、古い枝を更新してないと、小さくて酸っぱい実しかできない事もありますが、収穫のタイミングで大きさや甘さを損している場合も沢山あると思います。
6月14日のアーリーブルーと言う品種の写真です。
この房の中で、大きくて色付いている実がありますね。
まだ色が薄く、取り頃ではないですよね。
でも、数日後には摘み取ってしまう方も多いのではないでしょうか?
これが、今日撮影した同じ房です。
1週間が過ぎました。
かなり大きくなったのがわかりますでしょうか?
ところが、今日摘み取ろうと思ったのですが、まだ摘み取り時期ではありませんでした。
どこを見て判断しているかというと、ブルーベリーのお尻です。
同じ房では写真が撮りづらかったので、他の実ですが、枝とブルーベリーがつながっている軸の所にブラックリングが付いているのがわかります。
これが熟しているかどうかの判断する、第一段階になります。
次に軸の色を見てください。
軸がほんのり赤くなっていますよね。
周りにある摘み取り終わった軸は、もっと赤くなっています。
この赤さが摘み取り時期を判断する、第二段階です。
ブルーベリーは、実がついてから最初に一気に大きく膨らみます。
そして、少しの間、停滞期に入ります。
その後、成長がまた一気に進む時期を迎えます。
この時、青く色付いて、色がどんどん濃くなります。
ブルーベリーを育てる方のバイブル、ブルーベリーの作業便利帳によると、アーリーブルーは三日間で、30%も体積が増えるそうです。
更にこの時期に、実内にある酸が一気に減り、糖が増大します。
いわゆる酸抜けという現象です。
最高の大きさと糖度のブルーベリーを食べるには、摘み取りを見極める、最後の1週間くらいがポイントになってくる事になります。
上の写真の房は、明日明後日ぐらいが取りどきななりそうです。
大きさも甘さも最高になるはずです!
お家で育てている方やブルーベリーの摘み取り体験をしに行く方は、是非このポイントを覚えて行ってくださいね!
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