チャレンジブログののりです。今日はブルーベリーの夏季剪定にチャレンジです!
暑い夏が終わり、ブルーベリーの大事なメンテナンス「夏季剪定」を、師匠から教わって始めました。一般的にブルーベリーの剪定は、冬から春にかけて行うのですが、そこで一気に切ってしまうと、木の反応が強く出てしまうそうです。なので、夏季剪定(夏の終わりにする剪定)で強めの剪定をし、冬から春にかけての「本剪定」で花芽の数などを調整すると、うまくいくようです。
自分の庭の木のブルーベリーも、2〜3月頃に切ってしまうと、出てくる芽(シュート)もひょろ長くなりがちだったので、秋に剪定していたのですが、本剪定もするともっと良いそうです。
下手な絵でごめんなさい。
枝を切るときにまず覚えておくのが、ブルーベリーは切った場所から枝が出てきやすいという事(ただし必ずではないので、注意が必要です)。1、2、3、4の場所で枝を切ると、右のような枝の出かたがイメージできます。
さらに木全体の枝の構成イメージは、以下のように仕上げます。
1〜2年の枝はほとんど小さな実しかつかない。
3〜5年の枝は主力の枝で、しっかりとした大きな実がたくさんつく。
5〜10年の枝は、切り戻しをして新しい枝に更新し、最終的には根本から切る。
こんな感じのイメージを頭に入れ、さらにブルーベリーの収穫やお客様にも採ってもらいやすい高さに育てることを考えて切り進めていきます。
切る道具は、こんな感じ。
剪定ばさみは普通ですが、太い枝を根本から切るために剪定鋸や電動ノコギリ、太枝切り鋏などを使います。
これらの道具を使って、来年の樹形のイメージを持ちつつ、新しい枝の更新も考えながら、切る。めちゃくちゃ緊張します。最初は一々師匠にこの枝は切る?切らない?と聞きながら、おっかなびっくり切っていましたが、徐々に慣れてきました。最終的には、自分でも切る枝と残す枝を、なんとなく見分けることができました。
剪定前のブルーベリー
剪定後のブルーベリー
だいぶスッキリしたのがわかりますでしょうか?
切ることによって、新しい枝に養分がいくので、太く成長します。さらに花芽もたくさんつくようになります。込み入った枝もすくので、中まで光が入り、光合成もたくさんでき、木が更に元気になります。
剪定後は、一本の木から、こんなにたくさんの枝が取れました。今日は2時間程度で、10本以下でしたが、これからはもっとスピードを上げて、たくさんの木の剪定をしなければいけません。来年の夏に向けての大事な作業を、じっくり進めていきたいと思います。
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