弱ったブルーベリーに大量発生した生き物

チャレンジブログの のり です。

このブログは、信州の田舎に暮らしているアラフィフのおじさんが、長野県東御市で新規就農を目指して色々とチャレンジをしている様子を書いているブログです。

大粒で甘い極上のブルーベリーの生産販売を目指します。

趣味は、キャンプやDIY、渓流釣り、4WDなどですので、日々の出来事も書いていきたいと思っています。

昨日の大雨から回復して、良い天気の信州東御です。

ひだまり農園 ブルーベリーの丘では、20種類の品種のブルーベリーを植えています。

早生種から晩生種まで、日に日にブルーベリーの実が大きくなっています。

ところが、数は少ないですが、調子を崩してしまっている個体もいます。

他の個体が一気に新梢を伸ばしているこの時期に、小さな葉っぱしか出ないで、明らかに弱々しいです。

今日はそんな個体の弱っている原因を調べてみました。

一つはスパータンで、株の半分が弱っていました。

不思議なことに、根本から株立ちしている反対側は、普通に元気です。

弱っている方の幹を持ってみると、根本から折れてしまいました。

折れた根元を見ると、なんとあの生き物が大量にいました。

わかりますでしょうか?

幹の穴に付いている白いものが、その虫です。

そう、シロアリです!

どうやらブルーベリーの木の中に、シロアリが入り、中を食べてしまっていたようです。

木を叩くと、沢山のシロアリが出てきました。

シロアリが入ることで弱るのか、弱った個体にシロアリが入るのかはわかりませんが、この幹には、カミキリムシの幼虫が入った跡もあったので、そもそも弱っていたようです。

とりあえず、弱った幹をとりのぞき、出来るだけシロアリを駆除しました。

ウッドチップを沢山マルチとして入れているので、シロアリの発生は仕方ないですが、ブルーベリーに入ってしまうのは、困りますね。

ちなみに、シロアリはアリのように見えますが、ゴキブリの仲間です。

もし薬を使うなら、アリの駆除剤ではなく、シロアリ専用かゴキブリの駆除剤ですかね。

私は特に薬は使いませんでした。

多分弱った部分をとってもダメなら、その個体の寿命だと思うので。

地面にいるシロアリ全部を駆除するのは、とても無理です。

シロアリは木を分解してくれる、自然界ではとても重要な生き物なので、共生するしかありません。

ブルーベリーに入りさえしなければいいのですが。



さて、もう一つの個体はコリンズでした。

こちらも葉が小さくて弱々しいので、またシロアリ?と思いましたが、抜いてみると違いました。

こちらは根っこが全然伸びていません。

軽く引っ張っただけで、スポッと抜けてしまいました。

コガネムシの幼虫が入っているわけでも無さそうです。

原因はわからないのですが、根腐れをしているようです。

排水に問題があったのでしょうか?

この個体の対処方法は、根を水でよく洗い、
新しいウッドチップに植え替え、養液栽培の鉢にしてみました。

新しい根が出てくれば、復活するはずです。

復活して、来年大きな実をつけてくれることを願います。

ひだまり農園ブルーベリーの丘

長野県東御市にあるブルーベリー農園です。大粒で甘いブルーベリーの生産と通販をしています。1円玉〜500円玉とびっくりするぐらいの大きさのブルーベリー!ぜひ食べてみてください。

0コメント

  • 1000 / 1000