ブルーベリーと水の関係

チャレンジブログの のり です。

このブログは、信州の田舎に暮らしているアラフィフのおじさんが、長野県東御市で新規就農を目指して色々とチャレンジをしている様子を書いているブログです。

大粒で甘い極上のブルーベリーの生産販売を目指します。

趣味は、キャンプやDIY、渓流釣り、4WDなどですので、日々の出来事も書いていきたいと思っています。


約2週間振りに、まとまった雨が降っている信州東御です。

雨が降りすぎも困りますが、降らないのも困ってしまいます。

畑には灌水のスプリンクラーがあるのですが、この時期は田んぼやりんご農家の方も水を沢山使うので、思うように水が出ない時があります。

この1週間、灌水を出してはすぐ止まるを繰り返していました。

ブルーベリーは、とても水が好きな植物です。

水切れすると新梢の葉がすぐに縮れてきます。

なので、その症状が出る前に水やりをする必要があります。


伸び始めた新梢にストレスを与えないで、ぐんぐん伸ばすのが、木を大きくするのに必要です。

ところが、ブルーベリーの育て方でさ重要だとよく言われているピートモスが曲者です。

ピートモスは一度乾燥すると、水をはじき、なかなか良い具合に湿ってくれません。

特に地面の中で乾燥してしまうと、お手上げですね。

15年ほど前、庭にブルーベリーを植えても夏の暑さで枯れてしまう事が多々あり、掘り返してみると、ピートモスが乾燥していた事がよくありました。

なので、植え付ける際は、ピートモスを一晩しっかりと湿らせ、更にピートモスだけでなく、鹿沼土や植え付ける場所の土などをよく混ぜて植えるのが良いです。

もう一つブルーベリーと水で注意が必要な事があります。

ブルーベリーは水が大好きなのですが、土が常にびちゃびちゃの状態だと、弱ってしまいます。

なので、植え付ける場合は、地面をあまり掘らずに、地面の上に乗せてから周りに作った土を寄せるような植え方が、水捌けが良くて良いです。

水は好きだけど、すぐに水が切れる。

なおかつ、適度に水が根に与えられるという、とても難しい条件が、必要になります。

木が大きくなれば、丈夫で簡単には枯れませんが、1〜2年生の小さな苗を買った時は、上記の条件が重要で、夏の1日水切れで、枯れてしまうこともあります。

ブルーベリーを植えたいと思っている方は、暑い夏が終わってから植えるのも一つの手です。

近頃ブルーベリーの養液栽培が流行っているのも、この水の管理が絶妙なのが良いのだと思います。

実際に養液栽培をしていますが、初期生育はかなりの差がありますね。

2年生のブルーベリーを購入して、鉢植えにし、現在の様子です。

今年の秋に、半数を地植えにする予定です。


ひだまり農園は、農園全体が斜面になっています。

更に地面下30センチぐらいに、粘土の層があります。

粘土は水を通さないのですが、斜面なので不要な水は、下に流れていってしまいます。

なので水切れは良いです。

更に毎年出しているチップが、根の乾燥や温度の上昇を避けています。

これらの条件がそろって、ひだまり農園のブルーベリー達は大きな木に育っています。

ただ、去年のような雨続きだと、調子を崩してしまう木もあり、注意が必要です。

今日明日、雨予報なので、一気に実や葉が成長するはずです。

ブルーベリーの収穫時期が迫って来ました。

ドキドキです!




ひだまり農園ブルーベリーの丘

長野県東御市にあるブルーベリー農園です。大粒で甘いブルーベリーの生産と通販をしています。1円玉〜500円玉とびっくりするぐらいの大きさのブルーベリー!ぜひ食べてみてください。

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